ロシア軍、東部ルハンスク州で攻勢 ウクライナの当局者が明かす

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ロシアの対空ミサイル=1月25日、クライナ東部ルハンスク州/Alexander Ermochenko/Reuters/File

ロシアの対空ミサイル=1月25日、クライナ東部ルハンスク州/Alexander Ermochenko/Reuters/File

(CNN) ロシア軍はウクライナ東部のルハンスク州で攻勢をかけているものの、これまでのところ「大きな戦果」は挙げていない。同地域のウクライナ側の指導者が明らかにした。

同州軍政トップのセルヒ・ハイダイ氏は「確かな戦闘の激化が既に始まっていると結論できる。これはロシアがかねて計画していた全面攻勢の一環と言って差し支えない」と指摘した。自らのテレグラムのチャンネルに投稿されたテレビのインタビューで述べた。

ロシア軍の圧力は、占領下にある北東部の都市クレミンナ一帯を起点とする。ウクライナ軍は数回にわたり、クレミンナとその北のスバトベとを結ぶ主要な道路の寸断を試みており、そこが過去数カ月間の前線となっている。

ハイダイ氏によれば、ウクライナ軍は現地でロシア軍による攻撃を何度も撃退し、今のところ突破は許していない。難しい状況だが、現地は依然としてウクライナ軍の守備隊が抑えているという。

ロシア軍による攻撃の増加は、ウクライナ軍参謀本部も定期的な最新情報の中で把握している。

ロシア寄りの軍事ブロガー、エフゲニー・ポドゥブニー氏も、テレグラムでロシア軍の攻勢に言及。局地的な小規模集落の奪還に成功したとしつつ、「難しい状況ではあるが全体的に見て主導権はこちらが握っている」との見解を示した。

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