独など3カ国、ウクライナに戦車100両超供与へ 24年春までに

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ドイツのピストリウス国防相=7日、ウクライナ首都キーウ/Press Service of the Defence Ministry of Ukraine/Reuters

ドイツのピストリウス国防相=7日、ウクライナ首都キーウ/Press Service of the Defence Ministry of Ukraine/Reuters

(CNN) ドイツ、デンマーク、オランダは戦車「レオパルト1」100両以上をウクライナに向けて2024年春までに供与する予定だ。ドイツのピストリウス国防相が7日、事前に発表のなかったウクライナ首都キーウ(キエフ)訪問中に明らかにした。

ピストリウス氏はウクライナのレズニコウ国防相との合同記者会見で、20~25両のレオパルト1が今夏までにウクライナに到着すると述べた。さらに追加で最大80両が、来年初めまでに引き渡されるという。

1960年代以降配備されてきたレオパルト1は、2003年に段階的な退役に入った。

ドイツ、デンマーク、オランダは自国の「業務上の在庫」から「改修済みの」レオパルト1をそれぞれ供与する。また必要な輸送や操縦訓練についても支援を提供する予定だ。ピストリウス氏が報道向けの発表で述べた。

発表によるとドイツ政府は7日、最大178両のレオパルト1について、ウクライナへの輸出を承認した。

ピストリウス氏は主力戦車「レオパルト2」についても、ウクライナ軍兵士向けの訓練が間もなくドイツ国内で始まると説明した。

一方レズニコウ氏は、戦闘機の必要性を巡りピストリウス氏と協議していることを示唆。これに関してピストリウス氏は、戦闘機について決定する前にウクライナの同盟国にとっての「最優先事項」はレオパルトを配備し、確実に訓練を実施することだとの見解を示した。

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