ロシアとベラルーシ、合同軍事演習を1週間延長

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(CNN) ロシアとベラルーシが実施している合同軍事演習は、1週間延長されることが決まった。ベラルーシ国防省が1月31日に発表した。

両国の航空部隊は1月からベラルーシの訓練場で合同演習を実施している。

同省の声明によると、追加された1週間では両軍の代表者らが近年の戦闘での経験を踏まえ、部隊の配置計画を共同で作成する演習を行う。

両軍の親和性を高めることを目的とし、9月にロシアで実施する大規模合同演習に向けた準備の一環と位置付けられる。

一方、仏AFP通信によると、プーチン大統領は1月31日、ベラルーシと共同で軍事訓練センターを新設する計画を承認し、国防相と外相にベラルーシ側との協議と協定締結を指示する大統領令を出した。

センターの設置場所は明記されていない。

ロシアとベラルーシによる前回の合同演習は昨年2月に行われた。この時はロシア軍部隊の多くがそのままウクライナ国境を越え、首都キーウへ進軍した。

欧米当局者らによれば、ロシア軍が今回、数カ月のうちにベラルーシを攻撃の起点とする可能性は非常に低いとみられるが、ウクライナ軍は「潜在的なリスク」に対応しようと、ベラルーシ方面に部隊を配置することが予想される。

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