ウクライナへの攻撃兵器の供与、「世界的な大惨事」に ロシア当局者

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ウクライナ北部プリピャチで訓練を行うウクライナ軍の強襲部隊=20日/Matthias Somm/CNN

ウクライナ北部プリピャチで訓練を行うウクライナ軍の強襲部隊=20日/Matthias Somm/CNN

(CNN) ロシア下院のボロジン議長は22日、ウクライナへの兵器供与が続けば、世界的な大惨事につながると警告した。

ボロジン氏は、SNS「テレグラム」への投稿で、「攻撃兵器のキーウ政権への提供は世界的な大惨事につながる」と述べた。

ボロジン氏は、兵器の提供が、より強力な兵器を使ったロシアによる報復につながると述べた。

北大西洋条約機構(NATO)加盟国は20日、ドイツのラムシュタイン空軍基地で、ウクライナへのさらなる軍事支援について協議を行った。

ボロジン氏は欧州各国の議会に対し、「人類への責任」を自覚するよう呼び掛けた。

ボロジン氏は、NATOと米政府の決断が世界を「恐ろしい戦争」へと導いていると述べた。

ボロジン氏は、ウクライナ政府が使用する重要インフラと軍事目標だけに攻撃を行っている現在の軍事行動とは全く異なるものになると主張。「ロシアの兵器の技術的な優位性を考慮すれば、外国の政治家は、そうした決定が、自分たちの国を破壊するという世界的な悲劇に終わる可能性があることを理解する必要がある」と述べた。

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