エネルギーインフラの崩壊、「いつでも起こり得る」 キーウ市長

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ミサイル攻撃によって部分的に破壊された高圧変電所=2022年11月、ウクライナ中部/Ed Ram/Getty Images

ミサイル攻撃によって部分的に破壊された高圧変電所=2022年11月、ウクライナ中部/Ed Ram/Getty Images

(CNN) ウクライナ首都キーウのクリチコ市長は16日、国内のエネルギーインフラの崩壊がいつ起きてもおかしくはないと述べた。

クリチコ市長は、スイスで開催されている世界経済フォーラムで、ロイター通信の取材に答え、「崩壊について話しているわけではないが、それはいつでも起こり得る。なぜなら、ロシアのロケットが地元のキーウや、キーウだけではなく他の都市の重要なインフラを、いつ破壊してもおかしくないからだ」と述べた。クリチコ市長によれば、キーウでは現在、約30%のエネルギー不足に陥っている。

ロシア軍が重要なエネルギーインフラに対して繰り返し攻撃を行ったことで、ウクライナでは冬が訪れるなか、数百万人が電気や水、暖房を利用できずにいる。

クリチコ市長は、ウクライナは今、非常に寒く、気温が零下となっていると指摘。こうした状況のなか、電気や暖房を使わずに生活するのはほとんど不可能だとし、「だからこそ状況は危機的で、我々は生き残るために戦っている」と述べた。

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