ロシア、「特別軍事作戦」の総司令官を交代

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昨年の極東軍事演習を視察するプーチン・ロシア大統領とゲラシモフ参謀総長(手前)/President of Russia

昨年の極東軍事演習を視察するプーチン・ロシア大統領とゲラシモフ参謀総長(手前)/President of Russia

(CNN) ロシア国防相は11日、ウクライナでの「特別軍事作戦」を統括する総司令官に新たにワレリー・ゲラシモフ参謀総長を任命した。

前任者のセルゲイ・スロビキン上級大将は昨年10月8日に総司令官に任命され、ロシア軍がウクライナ南部ヘルソン州から撤退する際に指揮をとっていた。ロシア国防省の声明によると、スロビキン氏は今後、副司令官を務めるとあり、降格した格好だ。

ロシア国防省は11日、SNS「テレグラム」の公式チャンネルで「ショイグ国防相が特別軍事作戦の新たな最高責任者を任命する」と発表した。テレグラムには「ゲラシモフ参謀総長が総司令官に任命された」とある。

また「副司令官はセルゲイ・スロビキン航空宇宙軍総司令官(上級大将)、オレグ・サリュコフ陸軍総司令官(上級大将)、アレクセイ・キム参謀次長(大将)だ」と付け加えた。

今回の人事の理由について国防省は「任務の範囲の拡大、軍隊の職務や支部間での緊密な連携の必要性、あらゆる種類のメンテナンスの質や軍隊指揮の効率性の向上」を挙げた。

ロシア軍将校の階級の記述などを修正しました。

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