ブラジル前大統領、滞在中の米国で入院 腹部の不快感訴え

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ブラジルのボルソナーロ前大統領が滞在先の米国で入院した/Arthur Menescal/Bloomberg/Getty Images

ブラジルのボルソナーロ前大統領が滞在先の米国で入院した/Arthur Menescal/Bloomberg/Getty Images

(CNN) ブラジルのボルソナーロ前大統領が9日、入院した。前大統領夫人がインスタグラムへの投稿で明らかにした。

投稿によると、ボルソナーロ氏は2018年の政治集会中に刃物で襲われた傷による腹部の「不快感」を訴えた。

ボルソナーロ氏の支持者はCNNブラジルに対し、同氏はフロリダ州オーランドの病院に入院したと明らかにした。8日夜に不快感を覚えていたという。

入院の時期は祖国ブラジルで同氏の支持者が首都ブラジリアで議会などを襲い、国際社会から激しい非難を受けたタイミングと重なった。

CNNブラジルによると、ボルソナーロ氏は先月30日にブラジルを離れ、米国に向かった。後任のルラ大統領が就任する2日前だった。ボルソナーロ氏には公務員5人が1月1~30日に同行することが認められている。

同氏は18年に南部ミナスジェライス州で開かれた集会で、支持者の肩に乗って群衆の中を進んでいた時に襲われた。この傷が原因で入院したことが複数回ある。

息子のフラビオ氏は事件当時、傷は肝臓や肺、腸にまで達し、大量出血したとツイッターに投稿していた。19年1月には、人工肛門を外す手術も受けている。

21年には腹部の痛みやしゃっくりが続く状況から入院したことがある。

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