侵略後の空襲警報638回、時間は「29日間分」 ウクライナ

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ロシアのミサイル攻撃によって破壊された建物=2022年12月29日、ウクライナ・キーウ郊外/Genya Savilov/AFP/Getty Images

ロシアのミサイル攻撃によって破壊された建物=2022年12月29日、ウクライナ・キーウ郊外/Genya Savilov/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナの首都キーウの行政当局幹部は5日までに、ロシアによる侵攻開始以降、市内に鳴り響いた空襲警報は638回で、警報適用の時間は合計693時間43分に達したと報告した。

SNS上で先月30日時点での数字として伝えた。693時間43分は「ほぼ29日間分に相当する」と述べた。「市民はカレンダー上での1カ月間を待避壕(ごう)の中で過ごしたわけだ!」と強調した。

同幹部は、「空襲による大量虐殺」と呼ぶ攻撃は今日まで続いていると批判。昨年2月24日の侵攻開始後、キーウへの空襲は52回あったとし、600棟以上のビルなどが損壊を受けたとした。

空爆などで死亡した市民は先月30日まで120人でうち5人が子どもだった。負傷者は子ども30人を含め495人だった。

一方、ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官は5日までに、ロシア軍の占領が始まって以降、ウクライナ軍が解放した集落は1884に上るとSNS上で発表した。同じく先月30日段階でのデータとなっている。

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