ロシアの安保理の地位剥脱求める ウクライナ

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9月の安保理で発言するロシアのネベンジャ駐国連大使/Andrew Kelly/Reuters

9月の安保理で発言するロシアのネベンジャ駐国連大使/Andrew Kelly/Reuters

(CNN) ウクライナ外務省は26日、ロシアについて、国連安保理常任理事国の地位を剥脱(はくだつ)すべきであると述べた。

ウクライナ外務省は声明で、国連安保理と国連全体におけるロシアの存在の違法性について失望を表明した。

ウクライナ外務省は加盟国に対して、ロシアから常任理事国としての地位を剥脱し、国連からも追放するよう求めた。

ウクライナ外務省は、ロシアが国際法の規範と原則について重大な違反を犯していると主張。ウクライナの領土で、戦争犯罪や人道に対する罪、ジェノサイド(集団殺害)の罪を犯しているとした。

ウクライナ外務省は、ロシアが加盟国の条件を満たせば、再び国連に加盟できると述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は以前に、ロシアの国連からの追放を求めたことがある。

1945年の国連発足時、安保理は常任理事国が5カ国、非常任理事国が6カ国だった。当時の常任理事国は米国、英国、フランス、ソ連、中華民国で、各国が拒否権を持つ。

現在の安保理は15カ国で構成されるが、常任理事国の5カ国は変わっておらず、ロシアがソ連の地位を、中国が中華民国の地位を引き継いでいる。

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