ウクライナ侵攻終結へ、中国主席に影響力の行使を要請 独大統領

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ドイツのシュタインマイヤー大統領=9日、ベルリン/Britta Pedersen/picture alliance/Getty Images

ドイツのシュタインマイヤー大統領=9日、ベルリン/Britta Pedersen/picture alliance/Getty Images

(CNN) ドイツのシュタインマイヤー大統領は20日、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と電話会談を行い、ウクライナでの戦争を終結させるために、ロシアのプーチン大統領に対する影響力を行使するよう求めた。ドイツ政府が会談内容を発表した。

発表によれば、シュタインマイヤー氏は、ロシア軍の撤退を前提とした戦争終結に対する中国と欧州の共通の利益を強調した。シュタインマイヤー氏は習氏に対して、戦争終結へ向けて、ロシアやプーチン氏に対して影響力を行使するよう要請したという。

シュタインマイヤー氏は、習氏がロシアによる核の脅威を明確に拒否したことについて、謝意を示した。

シュタインマイヤー氏は、ドイツがウクライナを支援し続けるという決断を改めて表明し、欧州がロシアの脅威から逃げることなくエネルギー危機への予防策を講じていると述べた。

シュタインマイヤー氏は、ロシアによる侵攻によって、ウクライナの防衛力と欧州の結束は強化されたとし、習氏に対して、プーチン氏が根本的に計算違いをしていると伝えた。

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