ペルー前大統領の家族、メキシコが亡命受け入れを発表

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メキシコ外相によるとペルーのカスティジョ前大統領の家族はペルー首都リマにあるメキシコ大使館にいる/Ernesto Benavides/AFP/Getty Images

メキシコ外相によるとペルーのカスティジョ前大統領の家族はペルー首都リマにあるメキシコ大使館にいる/Ernesto Benavides/AFP/Getty Images

(CNN) メキシコのエブラルド外相は20日、ペルーで罷免(ひめん)されたカスティジョ前大統領の家族の亡命を受け入れたと発表した。

ペルー外務省はその後、メキシコ大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として72時間以内の出国を命じた。

同省は声明で、メキシコのロペスオブラドール大統領のペルー政治に関する発言が「内政への受け入れがたい干渉に当たる」と指摘。この発言を受けた措置だと説明した。

エブラルド氏は、一家がすでにペルーの首都リマのメキシコ大使館内にいると述べた。ただし、具体的にどの家族が何人滞在しているかは明言しなかった。

一方、ペルーのディアス外相はカスティジョ氏の妻や子どもなど家族が安全な出国を保証されていると語った。

カスティジョ氏は今月、議会解散と総選挙の実施を発表した動きがクーデターとみなされて弾劾(だんがい)、罷免された。リマのメキシコ大使館へ向かう途中、反逆と共謀の疑いで拘束されていた。

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