ウクライナ、占領下のドネツク州に14年以降で最大の攻撃 ロシア任命の当局者

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住宅のアパートの消火に当たる消防士=15日、ロシア支配下のウクライナ東部ドネツク州/Alexander Ermochenko/Reuters

住宅のアパートの消火に当たる消防士=15日、ロシア支配下のウクライナ東部ドネツク州/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ウクライナ軍は分離主義勢力の占領下にある東部ドネツク州に対し、2014年以降で最大規模となる攻撃を実施した。ロシアが任命した当局者が明らかにした。東部ではこれに先立ち激しい戦闘が起きていた。

ドネツク州は8年間にわたってロシアの後ろ盾とする分離主勢力が実効支配している。ロシアは10月、国際法に違反してドネツクを含む4州の併合を試みた。

ロシアが任命した首長のアレクセイ・クレムジン氏はSNSテレグラムに、「午前7時ちょうど、ウクライナはドネツク(市)中心部に2014年以降で最大となる攻撃を加えた」と投稿した。

クレムジン氏の15日の説明によると、BM21「グラート」多連装ロケットシステムからロケット弾40発が市内の民間人に向けて発射された。市中心部の主要交差点が攻撃を受けたという。

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