プーチン氏、クリミア半島との橋を訪問 爆発後の修復視察

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爆発後の修復を視察するため「ケルチ橋」を訪れたロシアのプーチン大統領(左から2人目)/Kremlin

爆発後の修復を視察するため「ケルチ橋」を訪れたロシアのプーチン大統領(左から2人目)/Kremlin

(CNN) ロシアのプーチン大統領は5日、同国が一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島と本土を結ぶ「ケルチ橋」を訪れ、10月の爆発による損傷部分の修復を視察した。

ロシア国営メディアが公開した映像には、プーチン氏が独メルセデス・ベンツの車を運転したり、橋の一部を歩いたりする姿が映っている。

運転中の場面では、隣に座ったフスヌリン副首相が同氏に、部品用の金属を手配して2週間以内に1214トンを組み立て、現地に搬入したと説明している。

国営テレビが流した映像で、プーチン氏が修復工事に出動した人数を尋ねたのに対し、フスヌリン氏は「500人とクレーン船3隻、はしけ4艘(そう)、装置31台が24時間体制で」と答えた。

作業員の1人はプーチン氏に、通行の再開は今月20日に予定されていたが、「重大な決定」を受けて工事が加速し、修復部分がこの日に再開したと説明している。

ケルチ橋は全長19キロと欧州最長の橋で、車道と鉄道橋が並行している。10月8日に列車の燃料タンクが爆発して損傷し、プーチン氏はウクライナの治安機関による破壊工作だと非難。ロシア当局は数日後、修復工事を来年7月までに完了すると発表していた。

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