ポーランドに着弾のミサイル、ウクライナから発射か 米初期分析が示唆

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ポーランド東部プシェボドフ付近にできた大きな穴/From Facebook

ポーランド東部プシェボドフ付近にできた大きな穴/From Facebook

(CNN) ポーランド東部に15日にミサイルが着弾し2人が死亡した件で、米国の初期分析について報告を受けた当局者2人は、ミサイルはロシア製ではあるがウクライナから発射されたとみられると明らかにした。

バイデン米大統領は先にミサイルがロシアから発射された「可能性は低い」と述べていたが、当局者によると、バイデン氏の発言はこの分析に言及したものだったとみられる。

当局者2人によると、この情報分析についてはインドネシア・バリ島での主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に際してバイデン氏が呼び掛けた緊急会合で話し合われた。ベルギーの首都ブリュッセルで開催される北大西洋条約機構(NATO)大使級会合でも議題に上る見通し。

この会合後に発表された共同声明では、ミサイル着弾の件について意図的に曖昧(あいまい)にしていた。

米国家安全保障会議(NSC)の報道官は、ポーランド東部に着弾したミサイルはウクライナ軍がロシア軍の攻撃を迎撃しようとして発射したものだとの報道について、コメントを避けた。

9カ月続くウクライナ侵攻では、ロシア軍、ウクライナ軍ともロシア製の武器弾薬を使用している。CNNは以前、ウクライナは防空システムの一部にロシア製ミサイルを使用していると報道していた。こうした古い世代の兵器システムはソ連時代にさかのぼる。

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