ウクライナ、1000万人が停電 ロシアのミサイル攻撃受け

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ロシアからのミサイル攻撃によって停電になった通り=15日、ウクライナ・リビウ/Maxym Marusenko/NurPhoto/Getty Images

ロシアからのミサイル攻撃によって停電になった通り=15日、ウクライナ・リビウ/Maxym Marusenko/NurPhoto/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は15日夜、同日のロシア軍による一連のミサイル攻撃によって、約1000万人のウクライナ人が停電の状態にあると述べた。

ゼレンスキー氏は投稿した動画の中で、「我が国の多くの都市や州で再び緊急の停電が発生した。約1000万人のウクライナ人が停電となっている」と述べた。特に、ハルキウ、ジトーミル、キーウ、リビウの各州で深刻な状況となっているという。

ゼレンスキー氏によれば、リビウやいくつかの都市では暖房の供給を一時停止しているほか、インターネットの接続などにも問題が発生しているという。

気温はウクライナの大部分で氷点下をわずかに上回る程度だ。

ウクライナの空軍によれば、ロシアは15日、ウクライナ各地へ向けて約100発のミサイルを発射した。

CNNの分析では、少なくとも12カ所の都市や地区が標的となった。今回の攻撃は10月10日以降で最大規模のものとみられる。ロシアは当時、軍事作戦を強化し、ウクライナ全土の電気や水、ガスなどのインフラを破壊した。

ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は、標的のほとんどがエネルギー施設であることを明らかにした。

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