ロシアの「汚い爆弾」の主張、独首相が一蹴

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ドイツのショルツ首相/Sean Gallup/Getty Images

ドイツのショルツ首相/Sean Gallup/Getty Images

(CNN) ドイツのショルツ首相は、ウクライナが「汚い爆弾」を使おうと準備を行っているというロシアの主張について、根拠がないとして一蹴した。ドイツ首相府が31日、ショルツ氏とウクライナのゼレンスキー大統領との間で行われた電話会談について内容を公開した。

両首脳は、国際原子力機関(IAEA)による独立した調査によって、ウクライナが主導する汚い爆弾の準備という疑念が払拭(ふっしょく)されるという考えで一致した。

IAEAは31日、ウクライナが汚い爆弾の開発に使用しているとロシアが主張する2カ所で、査察官による調査が始まったと明らかにした。IAEAのグロッシ事務局長によれば、最初の結論が週内にも出るとみられる。

ショルツ氏は、ドイツがウクライナに対して引き続き、政治的、財政的、人道的な支援を提供し、武器の供与を含む、主権と領土の一体性を守ることを支援すると述べた。

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