革命防衛隊司令官、デモは「きょうが最終日」と警告 イラン

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燃えるバイクの周りに集まった人々=8日、イラン首都テヘラン/Stringer/AFP/Getty Images

燃えるバイクの周りに集まった人々=8日、イラン首都テヘラン/Stringer/AFP/Getty Images

(CNN) イランで風紀警察に拘束されたクルド系女性の死をめぐる抗議デモが続くなか、革命防衛隊(IRGC)のサラミ司令官は29日、若者らに「きょうが暴動の最終日だ。もう街に出てくるな」と警告した。

サラミ氏はこの日、南部シラーズで先週起きた過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の攻撃による死者らの葬儀に参列。その場でのスピーチで語った。

抗議デモは国内各地に広がっている。改革派の通信社イランワイヤによると、南東部ザヘダンでは28日、デモ隊に対して催涙ガスや銃弾が使われた。活動家グループがSNSに投稿した動画によると、少なくとも12歳の少年1人が撃たれた。

サラミ氏は、米国やイスラエルの政治家がメディアを通してデモをあおっていると改めて非難した。

同氏は先週、サウジアラビアに対しても「内政干渉はやめろ」と警告。28日にはIRGCの情報部門と情報相が共同声明で、米国の中央情報局(CIA)が国務省を装い、北部クルド人自治区の主要都市アルビルでクルド民主党(KDP)の本部を訪れて指導者と会談したと主張した。

この件についてCIAはコメントを控え、国務省も言及していない。

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