無人機による攻撃、クリミア橋爆破の報復 ロシア

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爆発により火災が発生した橋=8日、ウクライナ南部クリミア半島東部のケルチ海峡
/Vera Katkova/Anadolu Agency/Getty Images

爆発により火災が発生した橋=8日、ウクライナ南部クリミア半島東部のケルチ海峡 /Vera Katkova/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) ロシアのアンドレイ・ケリン駐英大使は26日、CNNの取材に対し、ウクライナが「一線を越えた」と主張し、ロシアはクリミア橋で起きた爆発に対する報復としてウクライナ全土に対してドローン(無人機)による攻撃を開始したと述べた。

ケリン氏は「問題はクリミア橋だ。クリミア橋は我々のインフラにとって不可欠だ。ウクライナは、クリミア橋が攻撃してはならないレッドライン(越えてはならない一線)だと認識している。彼らはクリミア橋を激しく損傷させた。それに対する深刻な対応があっても驚くものではない」と語った。

ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、国際会合で、ロシアのミサイルとイラン製ドローンによって、ウクライナのエネルギーセクターの3分の1以上が破壊されたと明らかにした。

ケリン氏にドローンについて質問すると、「ドローンは2014年から長年にわたって、この地域で使用されている」と述べた。

ケリン氏は民間人への攻撃を否定した。

米国や欧州連合(EU)、ウクライナの当局者はいずれも、ロシア政府が故意に民間人を標的としているとみている。EU行政トップのフォンデアライエン欧州委員長は、ロシアによる民間インフラへの攻撃について、「純粋なテロ行為」として非難した。

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