ロシア軍、ヘルソン市防衛に新部隊投入 ウクライナ国防省幹部

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ウクライナ南部ヘルソン州でパトロールを行うウクライナ軍=7日/Metkin Aktas/Anadolu Agency/Getty Images

ウクライナ南部ヘルソン州でパトロールを行うウクライナ軍=7日/Metkin Aktas/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) ウクライナ国防省情報総局トップのブダノフ氏は、ロシア軍が、ウクライナ南部ヘルソン市に対するウクライナ軍の新たな攻撃に備えるため、新たに部隊を投入していると明らかにした。ウクライナのニュースメディア「ウクライナ・プラウダ」の取材に答えた。

ブダノフ氏によれば、ロシアは、負傷者や現金、ロシアが設置した行政当局や金融機関を市外に移動させる一方で、さらに部隊を投入していた。

ブダノフ氏は、ロシア政府のこうした行動について、ウクライナ軍がヘルソン市の東に位置するカホウカダムを奪還し、包囲されることを恐れたためだと説明した。

ブダノフ氏は、ウクライナが少なくともカホウカダムを奪還すれば、ロシア側は素早い判断を迫られると述べた。ロシア軍は早急にヘルソン市を離れるか、さもなければ、ウクライナ軍がマリウポリで陥ったと同じような危機に直面するとの見通しを示した。

ブダノフ氏は、ロシア側はそうしたことを全て理解し、必要なら早急に市を離れることができるが、現在のところは、防衛のための準備を進めていると述べた。

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