プーチン氏、動員されたロシア軍部隊を視察 西部の演習場で

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プーチン大統領がロシア西部の演習場を訪れ、動員された部隊の訓練を視察した/Russian Defence Ministry/Handout

プーチン大統領がロシア西部の演習場を訪れ、動員された部隊の訓練を視察した/Russian Defence Ministry/Handout

(CNN) ロシアのプーチン大統領が同国西部リャザン州にある演習場で、最近動員された部隊を視察した。クレムリン(ロシア大統領府)が20日に公開した声明で明らかにした。

声明によると、プーチン氏は「部隊の戦闘時の連携や任務遂行に当たっての軍要員の即応態勢」を確認した。現場の演習場は、ロシアの西部軍管区に位置する。

またロシアのショイグ国防相がプーチン氏に対し、動員兵らの戦闘訓練に関する報告を行ったという。

当局者らによれば、プーチン氏が視察した実践的な演習は戦術、銃器、工兵、医療に関する訓練の一部だった。

このほか、多機能の射撃施設も視察した。声明によると同施設では、軍要員らが司令官やプロの教官の指導を受けながら様々な種類の射撃演習を行っている。

国防省は、こうした教官が新たに動員された兵士らを「強度を高めながら」訓練させていると説明。新兵らは訓練を通じて少なくとも600発の弾丸を発射し、5発の手榴(しゅりゅう)弾を使用するとした。

プーチン氏は先月、30万人の軍要員を新たに招集する意向を発表したが、ロシア国内では批判が噴出。激しい抗議行動が起こり、国外に大勢の人々が流出する事態にもなっていた。

今月初め、ショイグ国防相は20万人以上の新兵が今回の動員を通じてロシア軍に加わったと明らかにした。

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