フィンランド大統領、プーチン氏は「敗北を受け入れる能力がない」

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共同会見するフィンランドのニーニスト大統領(左)とノルウェーのストーレ首相/Terje Pedersen/NTB/AFP/Getty Images

共同会見するフィンランドのニーニスト大統領(左)とノルウェーのストーレ首相/Terje Pedersen/NTB/AFP/Getty Images

(CNN) フィンランドのニーニスト大統領は10日、ロシアのプーチン大統領について、ウクライナでの戦争における敗北を受け入れることができないとの見方を示した。ノルウェーのストーレ首相との共同記者会見で語った。

ニーニスト氏は「プーチン大統領が何らかの敗北を認めることができるとは、とうてい思えないと伝えた。彼にその能力があるのか。それが問題だ。わたしは、彼には敗北を受け入れる能力はないと思う」と述べた。

ストーレ氏は、交渉による解決やロシアの侵攻停止は望めないとし、残念ながらそうしたことが即座に実現することはないとの見方を示した。

両首脳は、10日に起きたウクライナでの市民を標的にした攻撃を非難した。

ストーレ氏は、一般市民に対する受け入れることのできない攻撃であり、人道法や国際的なルールなどあらゆる主要な原則に違反していると指摘した。

ストーレ氏は、核兵器使用の脅迫や動員、偽りの住民投票、占領地の併合などについても受け入れることはできないとし、欧州の民主主義諸国から一貫した方途で拒絶されなければならないと述べた。

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