ベラルーシ大統領、ウクライナ侵攻に「参加」

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ベラルーシのルカシェンコ大統領=7月21日、ベラルーシ首都ミンスク/Alexander Nemenov/AFP/Getty Images/File

ベラルーシのルカシェンコ大統領=7月21日、ベラルーシ首都ミンスク/Alexander Nemenov/AFP/Getty Images/File

(CNN) ベラルーシのルカシェンコ大統領は4日、ベラルーシがロシアとウクライナの戦争に巻き込まれていると述べた。ただし、積極的な軍事行動は行っていないとも語った。

国営ベルタ通信によれば、ルカシェンコ氏は軍事関連の会合で、「特別軍事作戦への参加に関して言えば、我々は参加している。それを隠しているわけではない。しかし、我々は誰も殺していない。どこかに軍隊を派遣していない。義務に違反していない」と述べた。ロシアはウクライナ侵攻を特別軍事作戦と呼んでいる。

ルカシェンコ氏は、ウクライナ侵攻への参加について、ベラルーシに戦火が拡大することを防ぎ、ポーランドやリトアニア、ラトビアからの特別軍事作戦を装ったベラルーシに対する攻撃を阻止するためだと指摘した。

ルカシェンコ氏は「誰もベラルーシの領土からロシア人の背後を撃つことはない。それが我々の参加だ」と述べた。

ルカシェンコ氏はまた、難民の入国地点となっていることから、ベラルーシも紛争に巻き込まれているとの認識を示した。必要なら、難民らには食料を与えるなどと語った。

ルカシェンコ氏は、ベラルーシが動員を発表する計画はないとしつつ、ロシアの経験から学ぶつもりだと述べた。

ルカシェンコ氏はロシアのプーチン大統領と近しく、ロシア軍が2月に侵攻を開始した際にはベラルーシはロシア軍の出撃地点ともなっていた。

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