米韓がミサイル発射実験、北朝鮮に対抗

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発射された地対地ミサイル=5日/South Korean Defense Ministry/Reuters

発射された地対地ミサイル=5日/South Korean Defense Ministry/Reuters

韓国・ソウル(CNN) 韓国軍合同参謀本部は、米韓が5日午前、朝鮮半島東部沿岸からミサイル4発を発射したことを明らかにした。

前日の4日には、北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射。これを受けて米韓は合同軍事演習を実施しており、4日のミサイル発射実験は米韓がこの24時間で行った2度目の演習だった。

韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮の挑発に対して米韓が4日に実施した爆撃演習では、韓国のF15K戦闘機から、朝鮮半島西部の仮想目標に対して空対地弾2発を発射した。

米韓は通常、北朝鮮のミサイル実験に対して軍事演習で対応している。

5日の発射には、飛行距離約320キロの地対地ミサイル「ATACMS」4発を使用した。

米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報担当調整官によると、今回の発射は米国と同盟国が「北による挑発に対応できる軍事力」を有していることを誇示する目的で実施した。

「我々は朝鮮半島の非核化を望んでいる。(北朝鮮の金正恩総書記)はその方向へ動く様子を見せておらず、安保理決議違反に当たるミサイル実験を繰り返すことによって、逆の方向へと進んでいる」とカービー氏は言い添えた。

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