ウクライナ軍、東部ルハンスク州に進軍 親ロ派当局者

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ウクライナ東部クラマトルスクで装甲兵員輸送車に乗るウクライナ軍兵士=2日/Juan Barreto/AFP/Getty Images

ウクライナ東部クラマトルスクで装甲兵員輸送車に乗るウクライナ軍兵士=2日/Juan Barreto/AFP/Getty Images

(CNN) 先週末に東部ドネツク州の要衝リマンを奪還したウクライナ軍がその後も反攻を続け、東部ルハンスク州に入ったことが分かった。親ロシア派の当局者や宣伝要員が明らかにした。

親ロ派が自称する「ルガンスク人民共和国(LPR)」の軍事指導者アンドレイ・マロチコ氏は3日、SNSのテレグラムで「ウクライナ軍がLPRとの行政上の境界を越え、リシチャンスク方面に足場を築いた」と述べた。

ルハンスク州はロシアがほぼ全域を支配する。ウクライナ軍は先月末、同州のビロホリウカ村を解放した。

親ロ派のジャーナリストで軍事ブロガー、アナリストとしての顔も持つ人物によると、ウクライナは同州のスバトベやクレミンナに向けて攻勢を続けているという。

ユリー・ポドリャカ氏はテレグラムで「ボロバ地域の我々の勢力に脅威が迫ったことを受け、ゼレベツ川の戦線まで退却することが決まった。退却は今夜行われた」と言及。「クレミンナ地域では今日のところは敵は特に活発ではないが、兵士が集結している状況を踏まえると、この方面での(スバトベやクレミンナに向けた)攻勢がいつ始まってもおかしくない」と指摘した。

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