ノルドストリーム2からのガス漏れ、サイズ拡大 スウェーデン沿岸警備隊

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ノルドストリーム2からガスが漏れる様子=9月27日、バルト海/Swedish Coast Guard/Getty Images

ノルドストリーム2からガスが漏れる様子=9月27日、バルト海/Swedish Coast Guard/Getty Images

(CNN) スウェーデン沿岸警備隊は、ロシアから欧州へ天然ガスを送るパイプライン「ノルドストリーム」のうちのひとつである「ノルドストリーム2」からのガス漏れが止まらず、サイズが大きくなっていると明らかにした。

ガス漏れが発生した海域の上空を飛行したところ、3日午前、「ノルドストリーム1」からのガス漏れは目視できず、ガス漏れは止まった可能性がある。

沿岸警備隊によれば、ノルドストリーム2については、ガス漏れの規模は小さいものの、サイズは前日よりも、わずかに大きくなっている。直径は約30メートルだという。

沿岸警備隊は、ガス漏れのサイズが大きくなったため、予定よりも長い間、緊急措置を取ったと明らかにした。

ロシア国営の天然ガス会社ガスプロムはこれより前、いずれのパイプラインでもガス漏れは全て止まったと明らかにしていた。ただし、ノルドストリーム2については、Bラインで減圧を行っていると述べていた。

Bラインでの圧力が、沿岸警備隊が目撃したガス漏れにつながったのかどうかは不明。

パイプラインはスウェーデンとデンマーク近くのバルト海の海底に設置されており、ロシアからガスを欧州連合(EU)に送り届けるために作られた。

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