デンマーク女王、孫4人の王子と王女の称号取り消し

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デンマークのマルグレーテ女王=11日、デンマーク・コペンハーゲンのクリスチャンスボー城/Mads Claus Rasmussen/Ritzau Scanpix/AFP/Getty Images

デンマークのマルグレーテ女王=11日、デンマーク・コペンハーゲンのクリスチャンスボー城/Mads Claus Rasmussen/Ritzau Scanpix/AFP/Getty Images

(CNN) デンマークのマルグレーテ女王(82)は29日、8人の孫のうち4人について王子や王女の称号を取り消すと発表した。君主制の「将来を保証する」ためと説明している。

マルグレーテ女王は今年で在位50年。発表によると、女王の次男、ヨアキム王子の子どもたちは来年から、王子や王女ではなくなる。

その目的は、もっと普通の生活を営めるようにすることにあると王室は説明。「女王の決定は、近年、他の王室が行っている同様の調整に沿っている」と述べ、「この決定により、女王は4人の孫たちがデンマーク王室の一員としての特別な配慮や公務に制約されることなく、より広い範囲で自らの人生を形成できる枠組みを作り出すことを望んでいる」とした。

(左から)ニコライ王子、フェリックス王子、マルグレーテ女王、マリー妃、アテナ王女、ヨアヒム王子、ヘンリック王子=4月30日/Patrick van Katwijk/Getty Images
(左から)ニコライ王子、フェリックス王子、マルグレーテ女王、マリー妃、アテナ王女、ヨアヒム王子、ヘンリック王子=4月30日/Patrick van Katwijk/Getty Images

ヨアキム王子はマリー妃とともにフランスのパリ在住。2人の間に生まれたヘンリック王子(13)とアテナ王女(10)のほか、前妻のアレクサンドラ伯爵夫人との間にもうけたニコライ王子(23)とフェリックス王子(20)の4人の子どもがいる。

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