親プーチン氏の司会者、部分動員の進め方を批判 ロシア国営テレビで

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ロシア国営メディアの司会者ウラジーミル・ソロビヨフ氏/Gleb Schelkunov/Kommersant/Sipa USA/AP

ロシア国営メディアの司会者ウラジーミル・ソロビヨフ氏/Gleb Schelkunov/Kommersant/Sipa USA/AP

(CNN) ロシア国営メディアの司会者ウラジーミル・ソロビヨフ氏がこのほど、ロシア当局による「部分的動員」の進め方を生中継で批判した。ソロビヨフ氏はプーチン大統領を支持する司会者で、このような発言は異例。

ソロビヨフ氏は25日の放送で、なぜ就業者や音楽家、病人、学生が招集されなければならないのかと疑問を投げかけ、これらの人は全員、徴兵を免除されるべきだと指摘した。

ただ、プーチン氏への直接批判に踏み込むことは断固として避けた。

ソロビヨフ氏は「徴兵免除が明確に規定されているにもかかわらず、音楽家や精神病患者、学生を招集している愚か者は処罰すべきだ。彼らを処罰するだけでなく、真っ先に前線に送る必要がある」とした上で、「もし我が国の最高司令官の信用をおとしめようと考える者がいれば、それはやめるよう強く忠告する」と述べた。

米国務省は以前、ソロビヨフ氏について、ロシア政府のおそらく「最も精力的な」プロパガンダ担当者であり、クレムリン(ロシア大統領府)の情報戦で目立つ役割を担っていると指摘していた。

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