台風16号がフィリピンに上陸、壊滅的な洪水を警告

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台風16号(ノルー)の上陸に備え、ゴムボートや救命胴衣の準備を進める災害リスク管理事務所のメンバーら=25日、フィリピン・マニラ首都圏ケソン市/Kevin Tristan Espiritu/AFP/Getty Images

台風16号(ノルー)の上陸に備え、ゴムボートや救命胴衣の準備を進める災害リスク管理事務所のメンバーら=25日、フィリピン・マニラ首都圏ケソン市/Kevin Tristan Espiritu/AFP/Getty Images

(CNN) 台風16号(ノルー)が25日、フィリピンに上陸し、ルソン島などで猛威を振るっている。強風とゲリラ豪雨によって壊滅的な洪水が引き起こされる可能性があるとの警告も出ている。

フィリピン気象庁(PAGASA)によれば、台風16号は「スーパー台風」として現地時間午後5時ごろにポリロ島に上陸し、その後、ケソン州ブルデオスを直撃した。

米軍の合同台風警報センターによると、台風16号の勢力は風速約66メートルを維持し、最大瞬間風速は約82メートルだった。

合同台風警報センターによると、台風16号はその後、「カテゴリー4」にやや勢力を弱めたものの、依然として強風や高潮、豪雨、洪水などを引き起こしている。

フィリピン気象庁によれば、台風16号は今後6時間から12時間は西へ移動し、その後は西北西に進むとみられている。ケソン州北部の低地や沿岸部では高さ3メートル以上の高波が発生する可能性が高いという。

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