西側諸国による「経済電撃戦」、ロシアには効果なし プーチン氏

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経済問題に関する会議を開くプーチン大統領=12日、クレムリン/Gavriil Grigorov/Sputnik/AFP/Getty Images

経済問題に関する会議を開くプーチン大統領=12日、クレムリン/Gavriil Grigorov/Sputnik/AFP/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は12日、西側諸国がロシアに行った「経済電撃戦」の戦術について失敗したとの見方を示した。

プーチン氏はテレビ中継された会合で、「ロシアは自信を持って外圧に対処している。実際、一部の国々から財政的、技術的な攻撃を受けているといえるかもしれない」と述べた。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて西側諸国がロシアに対して行った経済制裁に言及しているとみられる。

プーチン氏は「経済電撃戦の戦術は、彼らが頼りにしていた突然の攻撃は、うまくいかなかった。これはすでに誰の目にも明らかであり、彼らにも同様だ」と付け加えた。

プーチン氏は、ロシア政府が即座に実施した効果的な保護措置のおかげで、ロシア経済は急激なリセッション(景気後退)を回避できたと指摘した。

物価上昇についても早期に安定し、インフレ率は4月のピーク時の17.8%から、9月5日時点で14.1%にまで下落したという。

プーチン氏は、インフレ率が年末までに約12%になるとの見通しを示した。経済活動も成長を始め、企業も通常通りの営業に戻るとしている。

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