ザポリージャ原発、稼働を「完全に停止」

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ウクライナ中南部にあるザポリージャ原子力発電所/Dmytro Smolyenko/Ukrinform/Abaca/Sipa/AP

ウクライナ中南部にあるザポリージャ原子力発電所/Dmytro Smolyenko/Ukrinform/Abaca/Sipa/AP

(CNN) ウクライナの原子力企業エネルゴアトムは11日、ウクライナ中南部にあるザポリージャ原子力発電所について、送電線の復旧後、稼働を完全に停止したと明らかにした。

ザポリージャ原発は欧州最大級の原子力発電所。エネルゴアトムによれば、最後まで稼働していた6号機が現地時間午前3時41分に送電網から切り離された後、完全に停止した。今後は原子炉の冷却が行われる。

エネルゴアトムによれば、送電線のひとつが10日に稼働が可能な状態に復旧した。これにより、原発に電力を供給して、6号機を停止させて最も安全な「冷温停止」状態にすることが可能となったという。

原子炉はすでに送電網から切り離され、発電した電気を自身の冷却システムに供給する状態となっていた。

国際原子力機関(IAEA)は先週、ザポリージャ原発の周辺に安全保護区域を即座に設置するよう求めていた。

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