ウクライナ軍、東部で反転攻勢続く ロシア軍は補給拠点から撤退

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破壊された教会の前に立つ女性=11日、ウクライナ・イジューム/Juan Barreto/AFP/Getty Images

破壊された教会の前に立つ女性=11日、ウクライナ・イジューム/Juan Barreto/AFP/Getty Images

(CNN) 反転攻勢を続けるウクライナ軍は11日、ロシア軍が東部ルハンシク州の補給拠点スバトボから撤退したと発表した。

スバトボは、ドネツク州との境界に沿った10日時点の前線から40キロほど北に位置し、ロシア軍が前線への補給拠点にしていた。

ウクライナ軍参謀本部はフェイスブックに投稿した声明で、ロシア軍がトラック4台と装甲車20台、住民から盗んだ車20台で逃走したと述べた。CNNはこの情報を独自に確認できていない。

ウクライナ軍は北東部ハルキウ州でも奪還作戦を展開している。同州の軍政幹部は国内テレビ局とのインタビューで、すでに40以上の集落を正式に解放したと述べた。

これらの集落はウクライナ軍が完全に掌握したほか、さらに多くの集落でウクライナ国旗が掲げられているという。

ウクライナ軍のザルジニー総司令官は11日、今月に入ってから奪還した領土は3000平方キロを超えると主張。ハルキウ州から南方と東方だけでなく、北方にも進撃し、ロシア国境から50キロの位置に迫っていると述べた。CNNはこの情報についても独自に確認していない。

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