マクロン氏、プーチン氏と電話会談 ザポリージャ原発からの撤退求める

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フランスのマクロン大統領/Ludovic Marin/AFP/Getty Images/File

フランスのマクロン大統領/Ludovic Marin/AFP/Getty Images/File

(CNN) フランスのマクロン大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、ウクライナでの停戦と、ウクライナ中南部にあるザポリージャ原子力発電所からの撤退を求めたことがわかった。エリゼ宮(仏大統領府)が11日、明らかにした。

エリゼ宮の声明によれば、マクロン氏は「ウクライナにおけるロシアの軍事作戦の継続を非難したほか、可能な限り早急な休戦と、交渉の開始、ウクライナの主権と領土の一体性の回復を改めて求めた」という。

マクロン氏はまた、ザポリージャ原発の安全確保の必要性を強調した。マクロン氏は、ザポリージャ原発の完全性に対する現在のリスクの原因はロシア軍による占領にあると指摘。ロシア軍の兵器を原発から撤収し、国際原子力機関(IAEA)の勧告に従って原発の安全を回復するよう求めた。

ザポリージャ原発は欧州最大級の原子力発電所で、同原発はウクライナ軍とロシア軍が砲火を交える位置に存在している。

エリゼ宮によれば、マクロン氏はザポリージャ原発の安全確保のための合意形成に向けて数日内に再びプーチン氏と会談を行う予定。

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