ロシア軍の存在、ザポリージャ原発の「最高の安全保障」

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ザポリージャ原子力発電所に移動するIAEAの専門家を乗せた車列=1日/Alexander Ermochenko/REUTERS

ザポリージャ原子力発電所に移動するIAEAの専門家を乗せた車列=1日/Alexander Ermochenko/REUTERS

(CNN) ロシアのウラジーミル・チジョフ駐欧州連合(EU)大使は7日、CNNの取材に対し、ウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所にいるロシア軍の存在について、原発の安全と治安を確保するための最良の方法だと述べた。

チジョフ氏は「ロシアの専門部隊がザポリージャ原発の敷地内に存在していることが、安全と治安を保証する最良の方法だと断言できる」と述べた。

チジョフ氏は、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が言及した核惨事を防ぐために原発の周囲に安全地帯を設ける呼び掛けにも触れた。

チジョフ氏はそうした責任はウクライナ側にあると指摘。原発の安全確保に必要なのはウクライナ軍が原発や周辺地域などへの砲撃をやめることであるとした。

ザポリージャ原発や周辺地域への砲撃を巡っては、ウクライナ、ロシアが互いを非難している。CNNはいずれの主張も確認できていない。

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