ロシアが北朝鮮から購入した兵器、ウクライナに持ち込んだ「兆候なし」

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(CNN) 米ホワイトハウスは6日、ロシアが北朝鮮から購入した兵器がウクライナの戦場に持ち込まれたことを示す兆候はないと述べた。これより前、ロシアが北朝鮮から数百万発のロケット弾や砲弾を購入する手続きを開始したとの報道が出ていた。

ジョン・カービー戦略広報担当調整官は「購入が実際にあったことを示唆するものがなく、そのため、実際にどのようなものになるのか言うことは難しい」と述べた。ロシアが北朝鮮から兵器を購入する可能性があるとの報道については、ロシアのプーチン大統領がどれほど必死になっているかを示す新たな兆候との見方を示した。

カービー氏は、プーチン氏について、イランからドローンを購入しており、今度は北朝鮮から砲弾を購入すると指摘。こうしたことが示唆しているのは、ウクライナでの戦争によってロシアの防衛産業がどれほど傷ついているかや、プーチン氏がイランや北朝鮮のような国にまで支援を求めるという必死さの度合いだと述べた。

米当局者はこれより前、CNNの取材に対し、ロシアが北朝鮮から数百万発のロケット弾や砲弾を購入する手続きを進めていると明らかにしていた。当局者はこれについて、欧米諸国の輸出規制や制裁措置などにより、ロシア軍がウクライナで武器不足に陥っていることを示す動きだと指摘した。

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