独立系紙ノーバヤ・ガゼータ、発行認可取り消しに ロシア

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ノーバヤ・ガゼータのドミトリー・ムラトフ編集長(右)とセルゲイ・ソコロフ副編集長/Filipp Lebedev/REUTERS

ノーバヤ・ガゼータのドミトリー・ムラトフ編集長(右)とセルゲイ・ソコロフ副編集長/Filipp Lebedev/REUTERS

(CNN) ロシア首都モスクワの裁判所は5日、独立系メディアの「ノーバヤ・ガゼータ」について、印刷版の登録を無効とした。

ロシア国営RIAノーボスチ通信は、判事がノーバヤ・ガゼータの登録を無効にするとの判決を下したと裁判所から伝えた。

ノーベル平和賞受賞者のドミトリー・ムラトフ編集長は、今回の判決について、政治的なものであり、法的な根拠は何もないと述べた。

ムラトフ氏によれば、同紙は上訴する方針。

編集部はウェブサイトに公開した声明で、今回の判決をノーバヤ・ガゼータ紙に対する「殺人未遂」と呼んだ。

ロシアの規制当局は、2006年の所有者変更に関連する書類を提供しなかったとして、同紙を非難していた。

ノーバヤ・ガゼータ紙は1993年の創刊。旧ソ連の指導者ミハイル・ゴルバチョフ氏がノーベル平和賞で受け取った賞金を活用して設立され、ロシアの調査報道で主導的な地位にある。

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