ウクライナ原発のIAEA報告書、来週早々にも 2人常駐か

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ザポリージャ原発を視察するIAEA調査団のメンバー/D. Candano Laris/International Atomic Energy Agency (IAEA)/Reuters

ザポリージャ原発を視察するIAEA調査団のメンバー/D. Candano Laris/International Atomic Energy Agency (IAEA)/Reuters

(CNN) ロシア軍が占領し交戦の舞台ともなっているウクライナ中南部のザポリージャ原子力発電所の調査団を率いた国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は2日、今回の調査を踏まえた報告書を来週早々にもまとめる考えを示した。

今回調査を終え、IAEAの本部があるオーストリア・ウィーンに戻った後の記者会見で述べた。

同原発にはIAEA職員の6人が依然とどまっており、この人数は来週には2人に減るとも説明。この2人が継続して長期の任務に就くとも述べた。今回の調査団は事務局長を除き14人で構成されていた。

グロッシ事務局長は以前、同原発にIAEA職員を常駐させる計画を明らかにしていた。

同氏はウィーンでの会見で、最大の懸念は原発の従業員の安全と電力供給の確保だとも強調。今回の調査では原発敷地内の建物に穴が開いたり、砲撃の跡があったりするのを目撃したとも述べた。

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