ゼレンスキー氏、ロシア軍を国境まで「追い詰める」 反攻に手応え

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ウクライナのゼレンスキー大統領=29日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)/Ukrainian Presidential Press Service/REUTERS

ウクライナのゼレンスキー大統領=29日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)/Ukrainian Presidential Press Service/REUTERS

ウクライナ・キーフ(CNN) ウクライナが攻勢を強め、ロシアに占領された南部の領土の奪還を目指す中、同軍はこれまで4つの村を奪い返したほか、ロシアの守備隊をヘルソン州の前線に位置する数多くの地点で打ち破っている。ウクライナの当局者らが明らかにした。

ウクライナのゼレンスキー大統領も29日晩の演説でロシア軍に対し「退散し、本国に帰る」時だと警告。「占領者は肝に銘じなくてはならない。我々は彼らを国境まで追い詰める」と強調した。

大統領府の顧問のトップを務めるオレクシー・アレストビッチ氏は、同日テレグラムに投稿した声明で、ロシアへの攻勢について、時間がかかるものの「敵をじわじわと痛めつける」だろうと説明。「最終的にはウクライナの旗が、国内すべての集落に立てられる」と述べた。

同氏はまた動画投稿サイト、ユーチューブに公開したビデオインタビューで、ウクライナ軍が連絡船の交差する複数の地点を砲撃していることも明らかにした。ロシア軍はこれらの地点を利用して、ドニプロ川西岸の占領地域への補給を行っているという。

30日の報告で、南部を担当するウクライナ軍作戦司令部の報道官は、ドニプロ川にかかる複数の橋を損傷させることで、ロシア軍は前線の北に位置する部隊への支援が不可能になると述べた。

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