マレーシア軍が謝罪、軍用車両が連日の故障 SNSで嘲笑の的に

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マレーシア軍の戦車がクアラルンプール市内で動かなく出来事があった/Kuala Lumpur Command & Control Centre

マレーシア軍の戦車がクアラルンプール市内で動かなく出来事があった/Kuala Lumpur Command & Control Centre

(CNN) マレーシア軍は29日までに、マレーシア首都クアラルンプールで軍用車両が連日故障したことを謝罪した。軍用車両が道路をふさぐ様子がSNSに投稿され、マレーシア軍はあざけりの対象ともなっていた。

最初の事案が発生したのは26日。軍の27日の発表によれば、戦車PT―91Mトワルディがエンジンの問題で、議会の近くの幹線道路で動けなくなった。

SNSに投稿された画像には戦車の周辺で交通渋滞が発生し、軍当局者や警官が車両をう回させようとしている様子が写っている。軍によれば、戦車は約30分後に回収用の車両によってけん引され、その後、修理が行われた。

24時間たたないうちに、今度は、主に重火器のけん引に使われる車両に故障が発生。市内中心部の国立博物館の外の交通量の多い路上で停車した。

軍によれば、午後0時30分までに修理が完了し、車両はムルデカ広場への移動を続けた。同広場ではマレーシアの独立記念日を祝うイベントが31日に行われる。いずれの軍用車両もパレードのリハーサルに関与していた。

軍は2つの事案について謝罪し、再発防止を約束した。もし再発した場合には待機している回収チームを可及的速やかに派遣して、交通渋滞を回避するために動かなくなった車両を移動させるとしている。

故障した軍用車両の画像はネット上で注目を集めた。多くの人々はユーモアで返したが、一部では保守管理が不十分だとして軍に対して批判の声が上がった。

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