補給線への攻撃、ロシア軍に打撃 ウクライナ南部

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(CNN) ウクライナ南部のヘルソン州やザポリージャ州で、ウクライナ軍が西側諸国が供与した長距離砲を利用して補給線に対する攻撃を行っているため、ロシア軍のプレゼンスが弱まっていることがわかった。ウクライナ当局者が明らかにした。

ロシア軍の支配下にあるザポリージャ州メリトポリのフェドロフ市長は、市の南西にある鉄道橋が破壊されたことでロシア軍の補給ルートが複雑化したと述べた。

フェドロフ氏は、ロシア軍はメリトポリを弾薬や重火器の輸送の拠点としていると指摘。ロシア軍は弾薬の移送の大部分を鉄道で行っているが、13日から14日にかけて鉄道橋が破壊された。ロシア軍は鉄道橋の復旧ができておらず、がれきを除去しているところだという。

フェドロフ氏によれば、ロシア軍はメリトポリでの治安対策を強化し、地元住民の検査を行っている。自宅や路上で大規模な地元民間人に対する選別作業が続いているという。

フェドロフ氏によれば、最大6000人が避難を待っているという。フェドロフ氏は「5~7日間待機し、路上で夜を明かす人もいる。クリミアを経由した方が早いため、人々はこのルートを使っている」と述べた。

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