42カ国が共同声明、ロシア軍はウクライナ原発から「即時撤退を」

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ドニプロ川対岸のニコポリから見たザポリージャ原子力発電所/Ed Jones/AFP/Getty Images

ドニプロ川対岸のニコポリから見たザポリージャ原子力発電所/Ed Jones/AFP/Getty Images

(CNN) 欧州連合(EU)や米国など42カ国は14日、ロシア軍に対して、ウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所から即時撤退することを求める共同声明を発表した。

国際原子力機関(IAEA)は先週、最近の攻撃によって原発の一部が破損し、「受け入れがたい」潜在的な放射能漏れの危険性があると警告していた。

今回の共同声明は12日付で14日にウェブサイトで公開された。共同声明では、ロシアに対して、軍隊と無許可の人員全員を直ちにザポリージャ原発から撤退させることを求めている。

共同声明では、事業者とウクライナ当局が国際的に認められた国境内で主権的な責任を回復し、正当な運営スタッフが外部からの干渉や脅迫がなく、受け入れがたい過酷な労働環境ではない状況で職務を遂行できるように撤退が行われるべきだとしている。

共同声明はまた、IAEAがウクライナの安全措置の義務の下で、安全かつ確実な状況下で適宜に検証作業を実施できるようにすべきとしている。

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