親ロシア派、北朝鮮労働者の確保で交渉 ウクライナ・ドネツク州

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
北朝鮮の金正恩総書記。同国はウクライナ東部の親ロシア派地域の「独立」を承認した/KCNA/Reuters

北朝鮮の金正恩総書記。同国はウクライナ東部の親ロシア派地域の「独立」を承認した/KCNA/Reuters

(CNN) ウクライナ東部ドネツク州で親ロシア勢力が名乗る「ドネツク人民共和国」トップのデニス・プシリン氏は13日までに、州内の復興に従事させる建設作業員を確保するため北朝鮮と交渉を進めていることを明らかにした。

ロシアのテレビ局の取材に述べた。北朝鮮をめぐってはウクライナ外務省が今年7月中旬、ドネツク州と同じく親ロシア派の勢力が優勢な隣接するルハンスク州の「独立」を公式承認した北朝鮮との外交関係の断絶を発表。

同省は声明で、北朝鮮の承認はウクライナ憲法、国連憲章や国際法の基幹となる原則などの重大な違反と非難してもいた。

一方、ロシアのRIAノーボスチ通信は13日までに、「ドネツク人民共和国」の民兵組織は米国がウクライナに供与した高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の射程は最長で150キロと判断していると伝えた。

CNNはこの主張を独自に立証出来ていない。ただ、ハイマースをウクライナへ最初に引き渡す際、米政府当局者は射程はロシア領内への攻撃などに使われないよう70〜80キロに限定すると述べていた。

「雇用」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]