イスラエルとイスラム聖戦が停戦合意、44人死亡とパレスチナ当局発表

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ガザ南部ラファでイスラエル軍の空爆後に建物の被害を確認する人々=7日/Said Khatib/AFP/Getty Images

ガザ南部ラファでイスラエル軍の空爆後に建物の被害を確認する人々=7日/Said Khatib/AFP/Getty Images

(CNN) イスラエルとパレスチナの武装組織「イスラム聖戦」の間で停戦の合意が成立し、現地時間の7日午後11時半(日本時間8日午前5時半)に発効した。

イスラエル首相府は停戦を発表した声明の中で、エジプトの仲介努力に感謝の意を表した。同時に、停戦が破られた場合、イスラエルは対抗措置を取る権利を維持するとの警告を発した。

イスラム聖戦もこの直前に停戦を発表していた。

イスラエル軍の空爆で煙が上がるガザ市=7日/Hatem Moussa/AP
イスラエル軍の空爆で煙が上がるガザ市=7日/Hatem Moussa/AP

イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区でイスラム聖戦の標的を狙った「先制攻撃」と称する作戦を開始してから、停戦発表まで約50時間。パレスチナ側の当局者らによれば、この間に子ども15人を含む民間人と戦闘員少なくとも計44人が死亡した。

合意の条件は未公表だが、停戦交渉の内容を伝えたエジプト国営メディアによると、イスラエル側が1日に拘束したイスラム聖戦メンバーを解放し、イスラエルの刑務所でハンストを続けるパレスチナ人らを病院へ搬送するなどの条件が提示されたという。

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