台湾の武器開発機関、ナンバー2がホテル客室で急死

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台湾では年に一度大規模な軍事演習が実施される。先月26日には、台湾北東部の宜蘭県で演習の一環としてフリゲート艦からミサイルが発射された/Ann Wang/Reuters

台湾では年に一度大規模な軍事演習が実施される。先月26日には、台湾北東部の宜蘭県で演習の一環としてフリゲート艦からミサイルが発射された/Ann Wang/Reuters

香港(CNN) 台湾の政府系武器開発機関、国家中山科学研究院のナンバー2が、滞在先の台湾南部のホテルで心臓発作を起こして急死した。

死亡したのは軍の傘下の同研究院で副院長を務める欧陽力行氏。同研究所の発表によると、台湾南部・屏東県のホテルの客室で6日午前、死亡しているのが見つかった。

屏東県警察によると、現場に到着した警官が、欧陽氏は心臓発作を起こしたと断定した。事件性はなかったとしている。

防犯カメラの映像を確認し、ホテルの客室を調べた結果、窓は閉まっていて侵入されたり争ったりした形跡はなく、欧陽氏の遺体に外傷はなかったと警察は説明している。

遺族によると、欧陽氏は心疾患の持病があり、心臓ステント治療を受けていた。

欧陽氏はさまざまな種類のミサイル開発を統括し、今年に入って副院長に就任していた。

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