ロシア軍の兵力不足が顕在化、刑務所でも集める 西側分析

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(CNN) 西側諸国当局者は6日までに、ウクライナ侵攻が続く中でロシア軍の兵力不足が顕在化し、刑務所などで新兵を募る新たな対応策を迫られる事態となっているとの見方を示した。

人員補充のため民間の軍事企業との協力も明らかに増えていると指摘。兵士の欠如は、前線での戦法にも影響しているとした。

ロシア軍兵士の死者や負傷者は相当に多いともし、ロシアの指導部が事前に予想していた水準に収まってはいないとも分析。戦闘部隊は約7万5000人の兵力を失っており、このうち最大2万人が死亡、5万5000人が負傷したと推定した。

新兵の大半は都市部ではなく、田舎の出身者であり、兵士を新たに集める巧妙な手段とも評した。それだけ兵士不足が深刻となっていることを反映しているとも指摘した。

戦闘の進め方にも影響が出ており、古参兵などの不足を受け、大隊や旅団規模ではなく中隊など人数がより少ない態勢で臨んでいると説明。編成が少人数の場合、作戦遂行がしやすくなる側面もあるが、戦果の獲得では限界もあると述べた。

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