ポーランド、韓国から戦車や榴弾砲を購入へ ウクライナに兵器供与後

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韓国のK2戦車=2018年9月11日、韓国・ソウル北東部/Jung Yeon-Je/AFP/Getty Images

韓国のK2戦車=2018年9月11日、韓国・ソウル北東部/Jung Yeon-Je/AFP/Getty Images

韓国・ソウル(CNN) ポーランド国防省は26日、CNNに対し、韓国から戦車約1000台近くと自走榴弾(りゅうだん)砲600両以上、戦闘機数十機を購入すると明らかにした。ロシアとの戦闘を支援するためウクライナに供与した装備品を置き換える目的もある。

契約は27日にポーランドで正式発表され、ポーランドは韓国のK2を基にした戦車980両、K9自走装甲榴弾砲648両、FA50戦闘機48機を購入する。契約額については公表しない方針。

K2戦車は現代ロテムが製造し、自動装塡(そうてん)式の120ミリ戦車砲を搭載する。ポーランド国防省によると、第1弾の180両が年内に到着する見通しで、2026年からはK2をアップグレードした戦車800両の生産も始まる。

韓国空軍のFA-50ゴールデンイーグル戦闘機=2017年、韓国の米国空軍基地/SeongJoon Cho/Bloomberg/Getty Images
韓国空軍のFA50ゴールデンイーグル戦闘機=2017年、韓国の米国空軍基地/SeongJoon Cho/Bloomberg/Getty Images

K9自走装甲榴弾砲の製造元はハンファディフェンス。こちらも第1段の48両が年内に到着する見通しで、24年には第2段となる600両の引き渡しが始まる。25年以降はポーランド国内で生産されるという。

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