シリア、ウクライナと断交

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
シリア首都ダマスカスで開かれたロシア支持の集会でロシア国旗とシリアのアサド大統領が描かれた旗を振るシリア国民=3月25日/Louai Beshara/AFP/Getty Images

シリア首都ダマスカスで開かれたロシア支持の集会でロシア国旗とシリアのアサド大統領が描かれた旗を振るシリア国民=3月25日/Louai Beshara/AFP/Getty Images

(CNN) シリアは20日、ウクライナとの断交を発表した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は6月にシリアとの断交を発表していた。ウクライナによる断交は、シリアのアサド政権がウクライナ東部の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認したことを受けて発表された。

シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)は外務省当局者の発言を引用し、シリアはウクライナ政府の決定を受け、相互主義の原則にのっとり、ウクライナとの外交関係の断絶を決定したと伝えた。

親ロシアのシリアはドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立をロシアに次いで承認した。シリアは両共和国との国交樹立の意思を示していた。

シリア政府は10年にわたってロシアからの支援に頼っている。ロシア政府は国連安全保障理事会でシリアを擁護しているほか、兵器や人員などの支援も大量に行っている。

ロシアは、ウクライナに侵攻する6年前から、アサド政権を支えるための軍事作戦をシリアで開始していた。

アサド政権は2018年、親ロシア派が支配するアブハジアと南オセチアについて独立を承認した。両地域は国際的にはジョージア(グルジア)の一部とみなされている。

「シリア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]