プーチン氏、エルドアン氏とイランで会談 仲介役に感謝

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専用機から降りるプーチン・ロシア大統領=19日、イラン首都テヘラン/Contributor/Getty Images

専用機から降りるプーチン・ロシア大統領=19日、イラン首都テヘラン/Contributor/Getty Images

(CNN) イランを訪問中のロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が19日、会談した。プーチン氏は外交上の仲介役を果たすエルドアン氏に感謝の意を示した。

会談ではウクライナからの穀物輸出などが議題となった。ウクライナは同国に侵攻するロシアが穀物2000万トン以上の出荷を妨げていると非難している。

プーチン氏はエルドアン氏がロシアとウクライナの仲介役を担っていることに謝意を示し、「あなたの仲介で我々は前進してきた。すべての問題が解決されたわけではないが、解決された部分は既に良好だ」と述べた。

エルドアン氏は2国間の外交交渉が続いていると述べ、「我々がそれを行えることは大きな強みだ」「ロシアのアプローチが積極的であり続けることに自信を持っている」とも発言した。

エルドアン氏はプーチン氏と会う直前、北大西洋条約機構(NATO)へのスウェーデンとフィンランドの加盟を改めて阻止する構えを見せた。18日の閣議後に「彼らが我々の条件を満たすために必要な措置を講じなければ、プロセスを凍結すると改めて表明したい」と発言していた。

エルドアン氏は先月、NATO加盟国の首脳会議で両国のNATO加盟への反対を取り下げた。外交上の行き詰まりを打破したこの動きは、プーチン氏への打撃となっていた。

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