イランからのドローン購入、ロシア大統領府は「コメントせず」

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ロシアのペスコフ大統領補佐官=2021年、モスクワ/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images

ロシアのペスコフ大統領補佐官=2021年、モスクワ/Natalia Kolesnikova/AFP/Getty Images

(CNN) ロシアのペスコフ大統領報道官は13日、ロシアがイラン製のドローン(無人機)を購入するとの見方が出ていることについて、プーチン大統領が来週予定されているイラン訪問で、この話題について話し合うことはないと述べた。

米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は先に、イランがロシアに武器を搭載可能なドローンを提供する準備を進めており、早ければ月内にもロシア軍に対して操縦方法の訓練を始めるとの情報を入手していると明らかにしていた。

ペスコフ氏は、イランがロシアに対してドローンを提供するとの見方について質問された際に、「この件についてはコメントしない」と述べた。

ペスコフ氏はその後、来週予定されているプーチン氏のイラク訪問で、この話題が話し合われることはないと述べた。

ペスコフ氏は、米国のバイデン大統領が中東を訪問していることについて、バイデン氏の「石油外交」がサウジアラビアをロシアに敵対させないことを望むと述べた。

ペスコフ氏は、ロシアも参加している、有力産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)プラスのパートナー国と一緒に働けることに感謝していると述べた。その中にはサウジアラビアも含まれている。

バイデン氏は今週、サウジアラビアを訪問して関係強化を図るほか、中東諸国の首脳との会談も予定されている。

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