辞任圧力強まるジョンソン英首相、闘う姿勢崩さず

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窮地に立たされているジョンソン英首相/Chris J. Ratcliffe/Bloomberg/Getty Images

窮地に立たされているジョンソン英首相/Chris J. Ratcliffe/Bloomberg/Getty Images

ロンドン(CNN) スキャンダルに見舞われるジョンソン英首相に辞任を迫る声が閣僚や与党・保守党内部から増える中、ジョンソン氏は首相の座にとどまる姿勢を崩していない。

保守党のピンチャー副幹事長の辞任を巡る政府の説明に批判が集まり、スナック財務相やジャビド保健相、政権幹部が相次いで辞任した。ピンチャー氏は先週、私的な夕食会でゲストの男性2人の体をまさぐったとの疑惑が浮上し辞任していた。

ジョンソン氏は6日の議会質問や委員会を乗り切ったが、その後は閣僚からの辞任要請が首相官邸に届いた。

6日夜には、ジョンソン氏が側近で閣僚のマイケル・ゴーブ氏を解任した。情報筋によると、ゴーブ氏は同日早く、ジョンソン氏にもう終わりだと受け入れるように促していた。

同じく側近のパテル内相も、保守党内でジョンソン氏が去るべきだとの見方が広がっていると同氏に伝えた。パテル氏に近い情報筋がCNNに明かした。

ゴーブ氏解任が報じられた後も、ジョンソン氏の報道官は、同氏が闘う姿勢を保ち、一部閣僚の任命を同日中に行うと述べた。

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