上海の石油化学施設で火災、1人死亡 中国

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炎と煙が立ち上る上海の石油化学施設/Xinhua/Sipa USA

炎と煙が立ち上る上海の石油化学施設/Xinhua/Sipa USA

香港(CNN) 中国・上海にある中国石油化工(シノペック)の石油化学施設で18日、火災が発生し、中国国営メディアによると、少なくとも1人が死亡した。

同社の微博(ウェイボー)公式アカウントによると、火災は午前4時ごろ、上海市の金山区にある同施設のエチレングリコール工場一帯で発生した。

上海の消防当局によると、金山区や奉賢区などから救助隊が現場に派遣された。同社によると、火災は現地時間の午前9時ごろに「制御」されたという。

上海住民がSNSに投稿し、CNNが確認した動画には、炎が立ち昇る中で少なくとも1件の爆発が起きる様子が映っている。

中国では近年、相次ぐ産業事故で多数の死者が出ており、公衆安全に関する懸念が高まっている。

2015年には北部の港湾都市・天津の化学倉庫で連続爆発が発生し、少なくとも173人が死亡。昨年10月には、東北部・瀋陽の飲食店で強力な爆発が起き、少なくとも3人が死亡、30人以上が負傷していた。

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